ヘアサイクルの乱れを改善するには？脱毛因子の抑制が重要！

薄毛の原因の1つにヘアサイクルの乱れがあります。髪はヘアサイクルによって「生えて抜ける」を繰り返しています。

ご存知かもしれませんがヘアサイクルには「成長期」「後退期」「休止期」がります。

正常な状態のヘアサイクルは休止期が3～4ヶ月、成長期が2～6年、後退期が約2週間となります。ヘアサイクルが正常であれば年齢に関係なく髪の本数は今より増えることも減ることもないわけです。

ところが男性型脱毛症（AGA）などの影響で成長期が極端に短縮されてしまうと、髪は成長しきらないままやがて後退期、休止期を迎えて抜け落ちてしまいます。

男性の場合は薄毛の原因で圧倒的に多いのがAGAです。AGAの進行には脱毛因子である5αリダクターゼという酵素が大きく関係しています。

男性にとって重要な働きをする男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼが結合することで強力な男性ホルモン「ジヒドロテステステロン（DHT）」が発生。

このDHTが厄介で、毛乳頭を攻撃してしまう性質があり、攻撃を受けた毛乳頭は委縮していき髪の元である毛母細胞が大きく育つことを阻害してしまいます。

　
髪は毛母細胞が大きく育つことで成長しますが、この成長期がDHTの影響で徐々に短縮されていくと「抜け毛が増える」「髪のコシがなくなる」「髪が痩せ細る」といった変化が見えてきます。

これはすでにAGAが進行し始めているサインです。

AGAを予防するためには、まずは5αリダクターゼ、DHTといった脱毛因子を抑制することが重要です。なぜなら脱毛因子を抑制しない限り、いくら髪が生えてきて成長期が短いため成長しきらないまま抜け落ちてしまうからです。

これではイタチごっこになりますからね。

だからこそ、まずは脱毛因子をいかに抑制するか、その上で髪の成長を促す、つまり育毛に力を入れることで再び健康な髪を取り戻すことが可能です。

現在でのAGA治療では「ミノキシジル」「フィナステリド」が有名です。もしかしたらあなたも一度は聞いたり、目にしたことがありかもしれませんね。

フィナステリドは5αリダクターゼを選択的に抑制することでDHTへの返還を阻害し発毛を促してくれます。

フィナステリドを主成分とする医薬品では「プロペシア錠」という内服薬が有名で、今では安価なジェネリック医薬品も複数登場しています。　

にもかかわらずこういった医薬品によるAGA治療を躊躇してしまう方も多いのが現状あです。そこには2つの理由があります。

1つ目の理由は治療費です。フィナステリドは現代界では保険適応がないため全額自己負担になります。

そして2つ目の理由としては副作用があげられます。自己負担よりもむしろこちらの副作用への不安と恐怖があるが故に踏み切れないようです。

今ある医薬品には程度の差はありますが大り小なり副作用がつきものです。とはいっても使えば100％副作用が出るわけではありませんが、やはり気にはなりますよね。　

現在、フィナステリドの主な副作用として･･･

ただフィナステリドは他のAGA治療薬に比べると副作用は少ないと言われています。１ｍｇ服用した場合で、「胃部不快感」「性欲減退」「性機能障害」などの副作用が5％程度認められたと言われています。

100人使って5人が副作用を発症したことになりますが、これを安心ととるか、それでも不安に感じるかはその人の受け取り方にはなりますが･･･。

「このまま進行を指をくわえているわけにはいかない！」
「将来ハゲだけにはなりたくない！」

「だけど、副作用が怖くて踏み切れない･･･」

そんな方が予防、対策として利用しているのが医薬部外品の育毛剤です。

医薬部外品は医薬品ほどの威力はありませんが医薬品に見られる身体への重大な副作用はなく継続できるので安心ではあります。

厚生労働省では「医薬部外品」の定義として･･･
「厚生労働省が許可した効果・効能に有効な成分が一定の濃度で配合されているものを医薬部外品」としています。

中でも今育毛業界で注目されている成分が「アルガス2」という成分です。

これは「Ｍ-034」「ペルベチアカナリクラタ」という2つの海藻成分を調合して開発された成分で、
　

など、医薬品と同等の働きをする成分として話題です。興味のある方はこちらの記事を参考にされてみてください。

薄毛治療薬は副作用が怖い｜天然成分でも実感できる育毛剤おすすめ